花輪ばやしのタイムスケジュールは？観覧ポイントや桟敷席予約方法も紹介

秋田県鹿角市の伝統行事「花輪ばやし」は、日本三大ばやしの一つとして知られ、全国から多くの観光客が訪れる盛大なお祭りです。

10台の豪華な屋台が町を巡り、迫力あるお囃子と幻想的な光景が繰り広げられる様子は圧巻です。

この記事では、「花輪ばやし」の詳しい日程やタイムスケジュールをはじめ、観覧に最適なスポットや「桟敷席」の予約方法についてご紹介します。

また、宿泊施設や交通規制、駐車場情報など、初めての方でも安心して楽しめる情報をお届けしますので、ぜひ花輪ばやしを満喫する参考にしてください。

花輪ばやしの日程やタイムスケジュールは？

花輪ばやしは、江戸時代から続く伝統的な夏祭りで、毎年決まった日程で行われます。

この日程は、農作業の節目にあたる時期と豊穣を祈願する目的に由来しています。

祭りでは、壮大な屋台や笛・太鼓の音が街を彩り、全国から訪れる観光客を魅了します。

特に初めて訪れる方にとっても、歴史と活気を体感できる特別な2日間です。

花輪ばやしの日程

花輪ばやしは、毎年8月19日と20日に行われます。

花輪ばやしは毎年8月19日と20日に開催される伝統的なお祭りです。

この日程は、江戸時代に稲荷神社の祭礼が旧暦7月20日に行われていたことに由来しており、現代の暦では8月中旬に当たります。

この時期はお盆明けであり、農業の節目のタイミングと重なっていることから、地域住民が祈りを込めて継承してきました。

観光客にとっては、夏の終わりに迫力ある屋台の競演や伝統音楽を楽しむ絶好のチャンスです。

ぜひこの時期に足を運んで、花輪ばやしの魅力を体験してください！

タイムスケジュール

花輪ばやしのスケジュールは2日間にわたり、見どころが満載です。

時間ごとにさまざまなイベントが楽しめるため、朝から深夜まで祭りを満喫できます。

ぜひタイムスケジュールを参考に花輪ばやしを楽しんでください！

花輪ばやしでおすすめの観覧ポイントは？

花輪ばやしは、JR花輪駅前、六日町と谷地田町の町境、稲村橋が主な観覧ポイントです。

花輪ばやしを存分に楽しむためには、祭りの醍醐味が詰まった観覧スポットを押さえることが大切です。

以下でそれぞれの観覧ポイントをご紹介します。

JR花輪駅前行事

JR花輪駅前は、花輪ばやし最大の盛り上がりを体感できる観覧ポイントです。

8月19日の夜、JR鹿角花輪駅前は10台の豪華な屋台が一堂に会する祭りのハイライトの場です。

19:00頃から「花輪美人」による町踊りが始まり、その後19:50から21:15の間は祭りのクライマックスとなります。

屋台の提灯が輝き、三味線や太鼓、笛のリズムが街を包みます。

鉦（かね）の響きと共に、若者たちの熱気あふれるパフォーマンスが繰り広げられる様子は圧巻です。

幻想的な光と音の世界が広がるこの場所は、花輪ばやしを堪能するには外せない観覧ポイントです。

六日町と谷地田町の町境挨拶

六日町と谷地田町の町境は、迫力ある「けんか屋台」が見られる観覧ポイントです。

20日未明、朝詰パレードの最中に行われる町境の挨拶は、花輪ばやしの荒々しさを体感できるシーンです。

特に六日町と谷地田町の町境では、両町の外交部が提灯を持ち、通行許可を求める儀式が展開されます。

時には揉み合いや屋台同士の競り合いが起こり、「けんか屋台」として観客を沸かせます。

提灯が揺れ、お囃子の音が一気に激しくなる瞬間は、まさに緊張感のピーク。

地元でも「見応えがある」と評される特別な観覧ポイントです

稲村橋

稲村橋は、花輪ばやしで一番幻想的な光景を味わえるな観覧ポイントです。

朝詰めパレードの通過地点となる稲村橋には20日未明（2時～2時半ころ）、10台の屋台が整然と並び、伝統的なお囃子が響き渡ります。

提灯の光が川面に映え、深夜の暗闇を鮮やかに彩る幻想的な光景が特徴です。

早朝の静けさの中、屋台が橋を渡る姿は圧巻で、この場所ならではの神聖さと熱気が感じられます。

橋の両サイドや稲村橋付近の歩道など、現地の案内に従って安全な場所での観覧がおすすめです。

花輪ばやしの深夜行事を堪能するなら、稲村橋は必見のスポットです。

各観覧ポイントで異なる魅力が楽しめる花輪ばやし。

ぜひお気に入りの場所を見つけ、祭りの醍醐味を味わってください！

花輪ばやしの桟敷席予約方法は？

花輪ばやしの桟敷席は、事前予約と当日販売の2つの方法で購入できます。

桟敷席は、花輪ばやしの中でも人気の観覧場所で、特に駅前行事の迫力を間近で体感できるスポットです。

10台の豪華な屋台が競演し、祭囃子や踊りの熱気に包まれる瞬間をゆっくり楽しみたい方に最適です。

混雑を避けて安心して観覧したい方には、早めの予約がおすすめです。

【桟敷席の事前予約方法】

事前予約は、確実に桟敷席を確保したい方におすすめです。

花輪ばやしの桟敷席は、「道の駅かづの あんとらあ」のウェブサイトから事前予約が可能です。

座席数には限りがあるため、祭りの日程が近づくほど予約が取りにくくなる場合があります。

料金は以下の通りです。

• 8月19日（月）：1人 3,500円
• 8月20日（火）：1人 3,000円

インターネットで簡単に予約できるため、遠方からの参加者にも便利です。

事前予約を利用して、大迫力の花輪ばやしを最高の場所で楽しんでください。

【桟敷席の当日購入方法】

当日販売もあるので、直前の予定変更でも対応可能です。

当日購入は、花輪ばやしの開催日に鹿角花輪駅前で行われます。

受付場所と時間は以下の通りです。

• 13:00～17:00：鹿角花輪駅前観光案内所窓口
• 18:00～：鹿角花輪駅前広場受付窓口

当日の空席状況によりますが、人気の席は早めに埋まることが予想されますので、早めに受付を済ませるのがおすすめです。

駅前の観光案内所では、祭りの詳しい情報も得られるので、観光ついでに購入するのも良いでしょう。

桟敷席は、花輪ばやしを間近で楽しむための絶好の場所です。

事前予約または当日購入を活用して、祭りの醍醐味を存分に味わいましょう！

花輪ばやし当日に宿泊するならどこ？

花輪ばやし観覧の際は、祭り会場近くの宿泊施設の予約がおすすめです。

花輪ばやしは2日間、深夜から朝方にかけても見どころ満載の祭りです。

祭りを存分に味わいたい方にとって、近隣の宿泊施設を確保することがポイントです。

ここではおすすめの宿泊先を紹介します。

① ホテル茅茹荘

ホテル茅茹荘は駅近でアクセス抜群、和食が楽しめる宿泊施設です。

花輪ばやしの期間中、宿泊予約は6月1日11時から電話のみ受付となります。

② 感動鹿角パークホテル

鹿角パークホテルは花輪の中心街に位置し、利便性が高い宿泊先です。

その他、花輪市内には下記の宿泊施設があります。

・ホテルガーデンかわむら：花輪駅から徒歩8分、花輪商店街に位置

・Minpaku AMBO：花輪駅から徒歩７分、民泊タイプの宿泊施設

早めに予約をして、花輪ばやしの感動を存分に味わってください！

交通規制・駐車場について

花輪ばやし期間中はエリアごとに交通規制がかかる時間帯があります。

観覧の際には、事前に交通規制や駐車場情報をチェックしておくことをおすすめします。

交通規制について

花輪ばやしの期間中は広範囲で交通規制が実施されます。

花輪ばやしの行事に合わせ、2024年8月19日(月)と20日(火)には鹿角市花輪エリアを中心に交通規制が行われます。

大町・新町商店街や鹿角花輪駅前広場周辺は、祭りのメイン会場となるため、特に規制が厳しくなります。

規制エリアの近くに宿泊予定の方は、宿泊施設からの案内も確認しておくと安心です。

特に午後5時までの早めの到着が推奨されます。

駐車場情報

会場周辺には臨時駐車場がありますが、早めの確保がカギです。

花輪ばやし期間中、臨時の無料駐車場が設けられています。

以下は主な駐車場と会場までのアクセス情報です。

駐車場から会場までは、シャトルバスが運行される場合があります。

宿泊施設によっては専用駐車場が用意されていることもあるので、事前の問い合わせがおすすめ。

駐車場と公共交通機関をうまく利用し、花輪ばやしの魅力を存分に楽しんでください。

まとめ

花輪ばやしは、歴史と熱気が詰まった秋田県鹿角市の代表的なお祭りで、毎年多くの観光客が訪れます。

本記事では、花輪ばやしの日程やタイムスケジュール、観覧におすすめのスポット、さらに祭りの魅力を最大限に楽しむための「桟敷席」の予約方法についてご紹介しました。

宿泊施設や交通規制、駐車場情報についても詳しく解説しましたので、ぜひご参考にしてください。

花輪ばやしは、日中の賑やかな行列から夜の幻想的な雰囲気まで、一瞬たりとも目が離せない魅力であふれています。

「桟敷席」で間近に見られる華やかな屋台やお囃子の迫力は、他では味わえない感動を与えてくれるはずです。

特別な思い出を作りに、「花輪ばやし」に足を運んでみてはいかがでしょうか。